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図記号の変形について

 JIS C 0617に含まれる図記号は,回転や反転によって変形して使用することが出来ます。変形方法は図1のように8種類あります。AからHまで,呼称がつけられています ,(IEC 81714-2)

図1 図記号の変形

 どの変形を適用するかは,次の規則を適用します。

  • 流れが一方向だけで,それが制御フローなのか又はプロセスフロー(例えば,抵抗器,コンデンサ,接点)なのか疑問が残る場合,制御フローとして考慮する。
  • 制御及びプロセスフローの方向が平行している場合,制御を優先する。
  • 二つ以上の変形が図形的に同等な場合,変形名称Aから順番に使用する。

 ただし,これらの8種類の変形は,変形することによって図記号の意味が変わる場合そのまま適用できません。図記号の変形例を図2,図3及び図4に示します。

 図2は,「外囲器付PNPトランジスタ」 の例です。この場合,図1の変形をそのまま適用できます。

図2 図記号の変形の例 − PNPトランジスタ外囲器付

 図3は,「三相直巻電動機」 の例です。この場合,制御フローがないので,AからDまでの適用となります。変形は何通りか可能で,例えば左側の列の変形と右側の列の変形が可能です。ただし,ひとつのシステムの線図の中で,左側の変形と右側の変形を混在させることは避けましょう。

図3 図記号の変形例 − 三相直巻電動機

 線の太さ,図記号の大きさ等,図記号の変形について詳しくは,JIS Z 8222-2 (IEC 81714-2)「製品技術文書に用いる図記号のデザイン − 第2部:参照ライブラリ用図記号を含む電子化形式の図記号の仕様,及びその相互交換の要求事項」をお読みください。日本工業調査会のページで,閲覧できます。

2009.3.6

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